都内のオアシスのすぐ隣!等々力不動尊

東京都の神社・お寺

日は世田谷区にある等々力不動尊をご紹介いたします。等々力不動尊は都内有数の景勝地として知られており、近くには等々力渓谷もあり、住宅街のオアシスとして愛されています。

Contents

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等々力不動尊の基本情報

*住所*世田谷区等々力1-22-47
*真言宗智山派のお寺*
*交通機関・最寄り駅*東急大井町線「等々力駅」
*等々力不動尊URL*http://www.manganji.or.jp/

杖で叩いて流れ出した滝!

等々力不動尊は、真言宗 紀州根来寺の興教大師が頂いたお告げによって建立されたと伝えられています。興教大師がある日みた夢の中に不動明王様が現れます。不動明王様は興教大師に「関東に結縁の地がある」と告げられました。その後、興教大師はお不動様の像を背負って夢のお告げ通りに関東に入りました。すると、夢でみたものと同じ渓谷があり、その渓谷の岩を持っていた錫杖でたたいたところ、滝が流れだしました。驚いた興教大師は滝が流れ出た場所に背負っていた不動明王様の像を安置したというのが、”等々力不動尊”の始まりだそうです。

関東三十六不動霊場の一つ

先ほどの滝が流れ出したお話は平安時代後期のもので、歴史のある、古いお寺です。
正式名称は、滝轟山(りゅうごうさん)明王院といい、関東三十六不動霊場の一つでもあります
。霊場巡りというと四国のお遍路さんが有名ですが、全国に様々あるうちの一つです。

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等々力不動尊までのアクセスは?

場所は東急大井町線『等々力駅』から8-10分の所にあります。駅を出てすぐに”等々力渓谷”の看板が立っているので、それに沿って進むと迷わず行けると思います。等々力不動尊にそのまま行く場合には、成城石井の前の道を坂(用賀中道通り)を上ります。直進すると、環八に出ますが、まっすぐ道なりに歩いていくと右手に門が見えてきます。電車でなければ車で行かれるのも良いかと思います。

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等々力不動尊のパワースポットや参拝方法は?

山門をくぐり、境内の中には隣の渓谷と合わせて様々なパワースポットがあります。

大日如来様のご加護を頂けるパワースポット

門をくぐった正面に等々力不動尊明王院本殿本殿があります。こちらにご本尊があるわけではないのですが、金剛界大日如来様のパワーを頂ける場所となってます。

弘法大師空海の小さい頃のお姿

本堂の階段を降りたすぐそばに、稚光大師堂があります。こちらは弘法大師様の幼少期のお姿をお祀りしており、勉学に励んだ弘法大師様の小さい頃ということで学業成就・勉学奨励にご利益があるとされています。

等々力不動尊発祥!不動の滝

等々力渓谷内を流れる谷沢川を渡ると、不動の滝が見えてきます。先ほどの興教大師が関東の地を訪れた際に現れた滝であり、等々力不動尊発祥の滝です。現在の水量は多いとは言えませんが、以前は修行僧の霊場として多くの僧侶の修行の場でした。現在では昔ほど滝行は行われていませんが、それでも滝行は修行の一環として行われているとのことです。

滝左側には弘法大師様・観音様、滝右側には正一位稲荷大明神・不動明王様が祀られており、多くの仏様のパワーを頂ける場所となっております。

見逃してしまいそうな小さな祠

等々力渓谷と等々力不動尊の間に急な石段があります。その石段の途中に小さな祠があり、そこにお祀りされているの菩薩様がいらっしゃいます。こちらの菩薩様は神変大菩薩(じんべんだいぼさつ)という菩薩様で、山岳修行の祖である役の行者を祀っています。「なむ じんべん だいぼさつ」と唱えて、参拝します。足腰にご利益のある仏様です。

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最後に

弘法大師様や不動明王様をお祀りしていることから様々なご縁・効果を頂けます。

厄除け(護摩)・無病息災・金運・家内安全にご利益があり、また、幼少期の弘法大師を祀っていることから子育てや学業成就にもご利益があるといいます。そして、不動明王様の炎で悪縁を断ち切り、将来に向かって努力することで「勝負運」も開けるということです。東京都内と思えないほど、ゆったりとした時間の流れています。心身のリフレッシュとこれからの開運を願って参拝されるのをオススメします。

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