2023年の春の土用期間についてご紹介します。
土用って何?いつ?という方もご存じの方にも土用の期間にしてはいけないことや有名な土用の丑の日についてご紹介します。
この土用の期間はなんとなく体調が悪いと感じる方も多く、土用の期間がどういうものなのか、どんなことがあるのかをで知っておくと安心かと思います♪
Contents
土用について
風水などでお馴染みの「陰陽五行説」では「春・夏・秋・冬」の四季を「木・火・金・水・土」で表そうとすると「土」が余ってしまうため、
2023年春の土用期間は?
●2023年4月17日㈪~5月5日㈮までの18日間
とされています。
18日間というと長いなぁという感じがします。
ではこの土用の期間にしてはいけないこととは?次に見ていきます。
土用の期間にしてはいけないこと
①土に関すること 土いじりや草刈り等
土用に土に関することをしてはいけないというのは、
この期間は土の神様である土公神が支配すると考えられており、土公神は土を動かすことを嫌がるとされることから、この期間は土いじりなどをしてはいけないといわれています。
●草刈り
●井戸や穴を掘ること
●家の増改築
●地鎮祭
●庭造り 等
②移動すること 引っ越しや旅行等
土用の期間は旅行はもちろんお引っ越しも良くないとされており、どの方位も凶方位となります💦
③何か新しいこと 起業や開業、就職や転職等
季節の変わり目であり、体調に不調を来す時期です。このような本調子ではない時に、大事なことを決めるのもオススメできません。
起業や開業、就職、転職だけでなく、人生に関わる大きな買い物や決め事もこの期間は避けて、別の時にじっくり考えてみてください。
春の土用に食べると良いものは?
土用の丑の日が有名ですが、春の土用は「戌の日」に「い」のつくものを食べるのが良いとされています。
今年の「戌の日」は2023年4月22日㈯と5月4日㈭です。
いか・いんげん豆・いわし・いちご等
土用の丑の日とは
土用の丑の日とは、春の土用ではなく、夏の土用なんですね。
夏の暑さに体がばててしまわないように、ビタミン等の栄養価の高いウナギを食べようということになっています。
でもそもそも誰が?さかのぼると奈良時代、「万葉集」にある大伴家持の歌に
「石麻呂に 吾れもの申す 夏痩せに よしといふものぞ むなぎとり召せ」
というものがあり、古くから認知されていたことだと推測されます。
現在のように、夏の土用にうなぎが定番となったのは、江戸時代に発明家の平賀源内が考えたキャッチコピーがきっかけとされています。
食すれば夏負けすることなし
まとめ
なんか調子が悪いなぁと感じるとき、季節の変わり目であり、はたまた土用期間かもしれません…。
科学の恩恵を受ける現代ですが、昔の人たちの智恵を貸していただくのも悪くないと思います。
年に4回あり、期間も18日となかなか長いですが、こういう時には体を休めて次に向かって頑張る準備が整えられると良いと思います!
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