神楽坂にある女性に人気の神社!~赤城神社~

東京都の神社・お寺

本日は東京・神楽坂にある赤城神社について紹介いたします。落ち着いた雰囲気の住宅街にありますが、一歩出ると神楽坂から飯田橋に繋がる道にお店がたくさんあります。住宅と観光地が混在している神楽坂の土地にある赤城神社ですが、境内にはカフェもあり、神社とは思えないおしゃれな雰囲気です。早速、赤城神社へのアクセス方法や頂けるご利益について見ていきたいと思います。

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赤城神社の基本情報

*住所*新宿区赤城元町1-10
*交通機関・最寄り駅*
東京メトロ東西線神楽坂駅徒歩0分~5分・都営大江戸線牛込神楽坂駅徒歩10分
*赤城神社 URL*https://www.akagi-jinja.jp/

東京メトロ東西線の神楽坂駅が最寄の神社です。駅からは坂もなく、すぐにわかる場所にあります。
また、東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅、JR中央線総武線の飯田橋駅からも歩いていける距離です。

赤城神社の歴史は今から約700年前にさかのぼります。上野国(今の群馬県)赤城山の麓から移住してきた大胡彦太郎重治により創建されたといわれ、それから200年後の1555年に現在の土地に遷されました。江戸時代には江戸大社の一つとされ、この牛込の地を鎮守する神として住民からの信仰を集めていました。

岩筒雄命(いわつつおのみこと)と赤城姫命(あかぎひめのみこと)をお祀りしています。岩筒雄命は古事記に出てくる神様で、伊邪那岐が火の神である迦具土神(かぐつち)を切った時に誕生した神様といわれています。岩筒雄命は殖産興業・厄難消除・学問芸術そして火防にご利益のある神様とされています。また、上野国赤城山麓で勢力を誇った大胡氏の御息女とされている赤城姫命は、商売繁盛・良縁成就・安産祈願などにご利益があるとされています。境内には芸能関係の絵馬が多く、ドラマや映画のヒット祈願が良く行われています。なるほど、芸術にご利益があるというのはこのことか!という感じがします。

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気になる赤城神社のパワースポットや参拝方法は?

正面の鳥居を入るとすぐ左手に手水所がありますが、現在はコロナのために閉じられていました。
狛犬さんたちがちょっと個性的な感じでたたずみ、拝殿はガラズ張りで、モダンな感じがします。現在の赤城神社は2010年にリニューアルされ、社殿・拝殿を含む建物は建築家 隈研吾さんのデザインです。

向かい合った狛犬も他の神社とは異なるお顔立ちです。正面の拝殿はガラス張りとなっており、歴史のある神社ですが非常に現代的です。

参拝方法

参拝方法ですが、他の神社と同様「二礼二拍手一礼」です。背筋を正して、しっかりと二回お辞儀をした後、柏手を二回打ちます。ご自身のことを心の中や小声で神様にお話しします。この時に祝詞(のりと)を唱えるとよいと思います。祝詞は神社参拝や神棚を拝むときに唱える言葉で、「祓いたまえ きよめたまえ 神ながら守りたまえ 幸きはいたまえ」と唱えます。拝殿の前にこの祝詞が書かれている神社も多くあるので、見ながら唱えて参拝してみるのもおススメです。

境内内部~蛍雪天神~

拝殿左手には蛍雪天神があります。赤城神社内には、昔、北野神社というお社がありました。この北野神社は戦災で焼失されましたが、2005年に近くの出版社である旺文社さんの寄贈で再建されました。旺文社刊「蛍雪時代」に因み、北野神社から蛍雪天神という名前に変わりました。この北野神社は元は菅原道真公をお祀りしている北野天満宮の分社ですので、「蛍雪」という言葉とぴったりです。学業成就・合格祈願にご利益があるとされています。

蛍雪天神と拝殿との間に小道があります。小道の壁沿いには絵馬などが飾られており、参拝客の方々が多いことが分かります。

コロナ収束に効果あり?ムカデのオブジェ

小道の左手にはなんとムカデのオブジェがあります。コロナウイルスの鎮静を願って寄進されたものとのことでした。

群馬県の赤城山と茨城県日光にある二荒山に言い伝えられている話の中にムカデが出できます。赤城山の神と二荒山の神は間にある湖(今の中禅寺湖)を巡って争うことになり、赤城山の神は大ムカデに、二荒山の神は大マムシになって戦ったという神話があります。

ここから、ムカデは赤城山や赤城神社にとって切っても切れない関係となったのだと思います。神楽坂・赤城神社のムカデは、メタリックのおしゃれさんですが、大きさも少し大きく怖い印象はあります。

境内うら手にひっそりたたずむ三つの神社

ムカデの前を通り過ぎ、少し進むと小さな鳥居が一つあります。鳥居は一つですが三柱お祀りされています。左から「葵神社」「出世稲荷神社」「八耳神社」です。

「葵神社」の御祭神は徳川家康公です。「出世稲荷神社」の御祭神は宇迦御霊命(うかのみたまのみこと)とされ、赤城神社がこの土地に移ってくる前からの土地の神様をお祀りしています。「出世」ということでサラリーマンの方が良く参拝されるとのことです。そして「八耳神社」は聖徳太子や大国主神(おおくにぬしのかみ)がお祀りされています。

 

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まとめ

赤城神社の境内内には、本殿以外に参拝できる神社が複数ありました。女性の諸願成就として人気の赤城神社ですが、受験生やサラリーマンの方にもご利益が期待できる神社です。

また、拝殿右手には「あかぎカフェ」という喫茶スペースもあり、一息休憩をいれることもできます。赤城神社の雰囲気をゆっくり堪能できます。また隈研吾さんの建築を見たい!という方にもおすすめです。

神楽坂駅から徒歩0分の好立地ですが、飯田橋から神楽坂散策とともに赤城神社に参拝されるのもはおすすめです。

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