安産から受験祈願まで 子育てにご利益のある秩父神社

埼玉県の神社・お寺

こんにちは。本日は埼玉県秩父市にある「秩父神社」をご紹介致します。秩父神社は秩父駅から徒歩3分という好立地の所にあり、三峯神社・宝登山神社と並ぶ”秩父三社”の一つです。古くから秩父地方に鎮座してきた秩父神社ですが、ご利益やパワースポットなどを見ていきたいと思います。

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秩父神社の基本情報

*住所* 埼玉県秩父市番場町1-3
*交通機関・最寄り駅* 秩父駅から徒歩3分
*秩父神社URL* http://www.chichibu-jinja.or.jp/
秩父神社は、今から1800年ほど前の崇神天皇の時代に創建されたと伝えられる大変歴史の古い神社です。その起源は神話のお話となります。崇神天皇は八意思金命(ヤゴコロオモイカネノミコト)の10世代孫である知知夫彦命に秩父地方を治めることを命じ、知知夫彦命はヤゴコロオモイカネをお祀りした、というのが秩父神社の始まりとされています。
秩父神社の御祭神は5柱の神様で、八意思金命・知知夫彦命・天之御中主神・秩父宮雍仁親王をお祀りしております。
学業成就・開運・家内安全・子孫繁栄などにご利益があり、受験シーズンの参拝ご家族で参拝されるという方が多いです。
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秩父神社へのアクセス

秩父神社は、秩父鉄道「秩父駅」から徒歩3分のところにあります。また西武秩父線「西武秩父駅」からは徒歩15分で到着できます。

東武伊勢崎線は「行田駅」で、上越・長野新幹線やJR高崎線は「熊谷駅」で、そして東武東上線・JR八高線では「寄居駅」で乗換が可能です。

池袋からは西武池袋線特急レッドアロー号で乗換なしで一本でアクセスできます

また、駐車場も裏手にありますが、多くは停められないので電車で参拝されるのがおススメです。

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秩父神社の見どころ

ご本殿には見事な彫刻が施されており、現在の社殿は江戸時代初期に造られたものであり徳川家康が寄進したものです。徳川家康を祀っている東照宮の彫刻で有名な左甚五郎の作です。

子育てにご利益あり?子育ての虎

本殿正面左側にある「子育ての虎」は父虎・母虎・子虎からなる彫刻です。家康が寅年であったことや神の使いとして描かれているされます。

仲睦まじく戯れている様子から、子宝祈願・安産祈願にご利益があるとされています。

見て!聞いて!言って!「お元気ざる」

社殿左奥に描かれているのは「お元気三猿」です。徳川家康が寄進したお社ということで、”家康””猿”と聞くと、「見ざる聞かざる言わざる」の日光東照宮の猿が思い浮かびますが、こちら「よく見て 良く聞いて 良く話す」お猿さんです。元気いっぱいのお猿さんからは元気・健康・長寿などのパワーを頂くことができます。

北辰の梟

社殿奥に描かれているのは「北辰の梟」といい、身体は南に向け、顔を北に向けて立っています。

こちらにお祀りされているアメノミナカヌシノカミ様は北極星の仏様である妙見菩薩と同じ神様と考えられています。梟は体は南に向けても、顔は北極星がある北に向けているというわけです。

梟は知恵や学問、そして”不苦労”から運が開けるという縁起のいい動物で、学業成就・受験必勝そして開運のご利益があるとされています。

鬼門を守るつなぎ龍

社殿右奥に鎖でつながれた龍の彫刻があります。「つなぎの龍」といい、近くの池で氾濫がある度にこの彫刻の下に水溜まりができたことから、この彫刻の龍をくさりで縛ったところ、龍が現れて反乱を起こすことがなくなったという伝説があります。水が大いに関係する地域であるため、農業・水神信仰とともに龍が祀られています。

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最後に

社殿の見事な装飾は一度は訪れてみてみたい作品です。古くからこの土地を守ってきた秩父神社は、関東の水源であることから徳川家康の時代に改めて注目を浴びるなど、関東地方にとって重要な土地でありました。

また、7月には川瀬祭、12月には秩父夜祭が行われ、遠方からもたくさんの方がお祭りに参加されます。

お祭りの時期に合わせて参拝されるのもおススメです。

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